変形性膝関節症では、大腿骨などの軟骨が消耗していきます。軟骨の消耗のが進行速度は骨と骨の接触具合によって変わりますので、膝関節の隙間を広げて骨の先端についている軟骨と軟骨の間ので接触を緩和すれば、膝の消耗の抑止にもつながるでしょう。


膝を完全に伸展しようとしても、最終可動域で力が入らないというような場合でも、ストレッチを行うと完全に伸展できるようになる可能性があります。
膝関節の隙間をあけるストレッチの一つにタオルを挟む方法があります。膝の裏にバスタオルを丸めたものを置き、正座のように体重をかけていきます。すると、テコの原理で骨と骨の間にある隙間を広げることができるそうです。正座ができさえすれば、短時間で手軽に行える方法ですので、パーソナルトレーニングの合間に行うのも良いかもしれません。また、変形性膝関節のリコンディショニングにも効果があるようです。


膝の伸展の最終可動域で力が抜けてしまうような場合は特に、このストレッチを行うと違和感や痛みの軽減が期待できるといいます。ただし、前述のように正座ができる程度の膝の可動域は必要です。可動域が低下している場合は避けた方がよさそうです。また、膝の屈曲に痛みが生じるような場合も、このストレッチはオススメできません。
大腿四頭筋の柔軟性が高い人や左右で膝関節の可動域が大きく違うひとであれば、タオルを片脚ずつ挟むストレッチ方法もあります。立ち膝の姿勢でも、正座の姿勢で行っても問題ないようです。