膝の傷害においてのリコンディショニングの柱は、大腿の筋肉の強化であると考えられているそうです。膝には、体重という大きな負荷を支えてコントロールするという役割があります。したがって、パーソナルトレーニングの方法がどのようなものであっても、大腿の筋力強化を取り入れていなければ、膝のリコンディショニングとしては十分なものとはいえないかもしれません。

膝の痛みを改善するために整体や接骨院などに行き、一時的に膝の痛みやアライメントが改善することがあると思います。しかしその後、すぐに痛みが再発したという経験がある人もいるのではないでしょうか。これは、筋力やバランスなどの機能の強化が不十分になっているためだと考えられます。しかし、体重を負荷とするエクササイズはそれほど手軽なものではないため、思い立ったらすぐに行えるというものではありません。その時に持っている筋力に合わせて段階的に負荷を上げていくことが、膝のリコンディショニングにおいては重要な要素であるといえるでしょう。

大腿の筋力強化には、寝たままや座った姿勢でもできる非荷重のエクササイズがあります。膝を伸展させて仰向けになり、両膝に小さなボールをはさみます。このボールはクッションや枕などでも大丈夫です。つま先は常に真上を向いた状態をキープしながら、5秒間ボールをつぶすように力を入れます。最初の数回は弱い力で行い、慣れてきたら息を吐きながら力を強めていくと良いでしょう。